競艇選手のヘルメットやユニフォームは安全のために特殊な仕様となっています。

ヘルメットとユニフォーム

皆さんは、競艇選手と言えば何を思い浮かべるでしょうか?

 

競艇通の方であれば、おそらくは選手の顔と名前、あるいは出身地や過去の実績といったことを思い浮かべるはずです。

 

しかし、そこまで競艇に詳しくない方は見た目に分かりやすい部分、つまりヘルメットユニフォームといったものを思い起こすのではないでしょうか。

 

競艇選手にとってヘルメットとユニフォームはレースをする上で絶対に欠かせないものであり、同時に周りから見て最も目立つ部分でもあります。

 

競艇選手のヘルメット

競艇選手のヘルメット

 

ヘルメットを着用する理由は他の競技と同様で、選手の安全を確保するためです。

 

競艇においては、転覆や落水衝突といったレース上の事故を想定して着用しています。

 

形はいわゆるバイクなどと同様にフルフェイス型になっています。

 

以前はアメリカンフットボールで使用されているヘルメットと同様の形状のものが使用されていましたが、現在では安全性向上のためにどの会場でもフルフェイス型のものが使用されています。

 

デザインについては、かつてはレースの艇番と同じ1号艇=白、2号艇=黒、3号艇=赤、4号艇=青、5号艇=黄、6号艇=緑という各色のカバーがヘルメットに取り付けられていました。

 

しかし、現在ではこのカバーは使用されておらず、一定の基準を満たしていれば選手が自由にデザインを変えられるようになっています。

 

そのため、現在では選手がどんなヘルメットを着用しているのかを見るのがファンの楽しみの一つになっています。

 

ただその一方で、雨天の際などに選手の見分けが付き難くなっているという現状もあります。

 

競艇用ヘルメットの特徴

重さに関して言うと、競艇選手のヘルメットは他の用途に使われるヘルメットよりもかなり軽く作られています。
同じフルフェイスのバイク用のヘルメットと比べても、その重量にはかなりの差があります。

 

また、フルフェイス型でありながら、前面の窓にあたる部分がとても広く設計されているのも競艇用ヘルメットの特徴の一つです。

 

もちろん、材質は非常に硬く耐久性も抜群です。
ちなみに、競艇用のヘルメットは競艇選手以外の人が購入することはできません。

 

 

競艇選手のユニフォーム

競艇選手が着用しているユニフォームは、かなり独特な特徴を持っています。

 

体を動かしやすいというのは他の競技にも共通している部分ですが、競艇の場合にはこれに加えて選手をケガから守るという目的があります。

 

競艇選手は落水して水面に叩き付けられたりプロペラに接触したり他の艇に接触したりといった、数々の危険に身をさらしながらレースを行っています。

 

そのため、選手の着用するユニフォームもそうした危険から身を守るためのものでなければならないのです。

 

競艇選手のユニフォームには、化学繊維の一種であるケプラーが使われています。

 

ケプラーはFRP(繊維強化プラスチック)の補強材として使われることの多い素材で、飛行機の機体や船の船体など、丈夫と軽さの両方が求められる場面で重用されています。
鉄のイメージ
軽くて丈夫、さらに切れにくく熱さに強いケプラーは、鉄の何倍もの強度があると言われています。
実際に、警察官の防刃チョッキ用の素材としても使用されています。

 

そんなケプラーを使用して作られているのが、競艇選手のユニフォームなのです。

 

競艇選手のユニフォームには、安全の確保の他にもう一つ大きな役割があります。

 

それは、選手の識別です。
競艇選手のユニフォームにはそれぞれ、1枠=白、2枠=黒、3枠=赤、4枠=青、5枠=黄、6枠=緑という色の割り振りが行われており、お客さんが選手を識別しやすいようになっています。

 

 

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